築25年の中古マンションの住戸をフルリノベーションした。リノベーション前は寝室が2部屋と和室が2部屋の4LDKという一般的な住居であった。角部屋なので南側と西側に開口部があり、夕方には西陽が差し込む環境。通常だと西陽は遮ることがセオリーであるが、逆に暮らしの中に上手に取り入れる事によって魅力的なインテリア空間をつくりだすことを試みた。まず、住居全体を大きく二つのエリアに区切り機能を分離、リビング、キッチン、ダイニングのグループとベッドルームに分けた。仕切る壁はポリカーボネートパネルを使用し、夕陽に染まるパネルがこの家の象徴となるようにデザインした。同時にこの壁は東側の生活空間における西側からの暑さ寒さを緩和する役割を持っている。
写真・文:TAKANORI TOGO
総延長4400mmのオーダーテーブル
フルリノベーションによって大きく変わったインテリアの全景
ベッドルーム
ー集合住宅ー
鉄筋コンクリート造6階建ての一室を全面改装
述床面積:82.35㎡(24.91坪)
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