TOGODESIGN


建築設計事務所の業務内容と概要

設計・デザインの重要性

ここに一枚の設計図があります。この設計図をもとにつくられるものは工場A・工場B・工場Cのどこでつくっても同じものが完成します。逆に、設計図がこれ以外のものになれば全く別のものが完成します。つまり、ある一つの設計やデザインはこれから誕生するものそのものであり、唯一無二の価値をもつものです。
そして、設計やデザインを専門に仕事をしているのが設計事務所です。
また、建築設計事務所の仕事内容は世間の認識よりも多岐に渡ります。このページに概略を記しました。


トウゴウデザインの仕事内容

【1】建築の設計・監理・デザイン

住宅・商業施設・オフィスなどを中心とした、「建築」「インテリア」「家具」のデザイン・設計・監理をおこなっています。新築・増築・リノベーション(改装)など全てに対応できます。その他、プロダクトなど日常生活に関わるモノのデザインをおこなっています。

【2】規格住宅

これまでの規格住宅の在り方であった、規格化して低価格を目指すだけのものではなく、建築家の目線で暮らしを深く考察し「住宅の本質的な魅力」をカタチにしている規格住宅のシリーズです。

【3】問題解決

現在お住まいの、建築・インテリア空間に関するお困りのごとの問題を解決します。状況に応じて様々な解決方法を検討します。

無料相談

ご要望に関する事はもとより、建設予定敷地やご予算に応じて建築可能な内容など、建築の専門家としての知識をいかして丁寧にご説明いたします。お気軽にご相談ください。

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TOGODESIGNの考え方

美しいこと、
シンプルなこと、
多様性があること、
柔軟でありながらゆるぎないものをつくりたいと考えています。

既存のものが最良とは考えず、コトの在り方を再構築してカタチにします。

最終的には、理屈抜きに「良い」と思える領域に辿り着きたいです。


設計料

・新築、増築、リノベーション、合わせて難易度によって決まります。内容をお聞きして事務所に用意している設計料算出表によって提示させていただいております。

・基本的には、面積によって算出する明朗会計としています。工事費に対しての設計料は、標準的な範囲である5%〜15%くらいが目安となります。大きい建物ほど料率は低く、小さな建物ほど料率は大きくなります。

※工事費の何%という算出法の場合、設計の手間とは関係の無い素材の価格差(高価な素材を使用すると設計料も上がる)で変動しますが、面積による算出法の場合は純粋に設計の手間がかかる分だけの設計料になる為、お施主様にとっては素材にお金をかけても設計料が増額しないというメリットがあります。

※お金に関する設計事務所の長所は、建築にかかる全ての費用の内訳が明確ということです。
これは、お施主様が「設計」と「施工」を分離して発注を行う事ができる為です。

※ハウスメーカー、工務店のいずれも設計は必ず行ないますが、設計に費やす期間・内容・レベルが異なる為それぞれの設計料も異なります。 大まかな目安として、設計に費やす期間が長いほど設計料は増加します。


建物の補償

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって、住宅の施工を請け負った業者は建物引渡し日より10年間の瑕疵担保責任を負うこととなっています。
合わせて保険への加入が義務付けられており、これにより消費者(建主)が守られています。


新築住宅の建物本体にかかる費用の総額

・費用の総額は建物の仕上・仕様・設備などの設計内容により変わります。
・基本的には床面積が増えれば費用の総額は増加していきます。
・ご希望をお聞きすれば工事費の目安をお話できます。
・お施主様のご予算に合わせて建物を設計することも可能です。「内容を優先」「予算を優先」「両方をバランスさせる」など。

設計期間の目安

4ヶ月~6ヶ月

施工期間の目安

4ヶ月~6ヶ月

保険

建築士賠償責任補償制度に加入しています。


ご依頼から完成までの流れ

(1)お問い合わせ

・「メール」または「お電話」にてお気軽にご連絡ください。
・業務範囲は全国対応しています。

(2)ご相談(無料)

・事務所へお越しいただく場合、設計の対象となる現地にてお話しをお伺いする場合などがあります。
・敷地選びや物件選びのお話し、ご要望や具体的な計画のお話しなど。
・ご要望を踏まえ、どのような建物ができるかなどの大まかなお話。
・当事務所について知りたい事など。
・その他どんな事でもご質問や疑問点にお答えしています。

(3)費用について

・設計料が発生するタイミングは契約後となります。相談はどれだけ行なっても無料です。
・相談時にご要望があれば設計料のお見積もりをお出しします。設計料は「設計する床面積」から算出する明朗会計で行っています。
・設計料のお支払い時期は、「契約時」「基本設計完了時」「実施設計完了時」「建物竣工時」の4回に分けてお願いしております。

(4)設計契約〜ヒアリング〜プラン提案

・ご依頼の意思がかたまりましたら設計契約を行い設計をスタートします。
・お客様のご要望を詳しくお聞きします。
・敷地及び周囲状況の調査、建築法規のチェックなどを行います。
・4週間〜6週間程度の時間をかけて初回提案プランを作成します。
・ご要望を骨組みとしつつ、様々なアイデアで肉付けし、各種条件を高い位置でバランスさせ、そのまま建てる事ができるレベルの内容のものを提案します。

【※重要1】世の中における初回提案プランは、1日でつくられるものから1ヶ月かけてつくられるものまで幅広く存在します。
表現を変えるとプランのクオリティにはかなりのばらつきがあり、全てが同じ土俵で比較できるものではありません。
そして、検討時間が浅くクオリティの低いプランを提案してもお客様にはメリットが何もありません。
したがって、しっかりと時間をかけて完成度の高い初回提案プランを作成しています。

【※重要2】通常は契約後に設計をスタートさせますが、例外として契約前にプランの提案をご希望される場合は着手金をいただきプランを作成することも可能です。

(5)基本設計

・初回提案プランを元に進む場合、別の案を新たにお出しする場合もあります。いずれの場合も繰り返しお客様と打ち合わせを行い、ご納得いただけるまで基本設計を煮詰めて行きます。
・基本設計とは主に「平面図」「立面図」「断面図」を作成しプロジェクトの基本構想を固めていくものです。
※平面図=間取り、立面図=建物の外観

(6)実施設計

・基本設計に沿って、更なる詳細な図面を作成します。(見積もり及び工事が行える図面)
・住宅の場合でおおよそ30枚~50枚程度の実施図面を作成しています。
・実施設計が終わると申請書類を作成し、建築確認申請を提出します。

(7)工事見積もり

・施工業者に見積もりを依頼します。通常1社~3社に依頼をしています。
・見積もりは、お客様がご希望される施工業者に依頼する事も、当事務所がご紹介する施工業者に依頼する事もできます。
・見積もりが出た後には、お客様の立場に立ち、専門知識をもって内容をよく精査し、依頼する施工業者を決定します。
・施工業者を決定した後、見積もりをご予算に合わせる作業を行います。

(8)工事・現場監理

・お客様には 施工業者と契約を交わしていただきます。
・地鎮祭を行い工事着工へと進んで行きます。
・工事着工とともに現場監理が始まり、建物が完成するまでの期間、施工内容と図面と食い違いが無いように監理を行います。
・お客様の目が届かないところまで専門家として目を光らせると共に、常にお客様の立場に立って建物の完成を目指します。

(9)竣工・引き渡し・アフターフォロー

・完成した建物の検査の後、施工業者からお客様へ建物の引き渡しを行います。
・建物が完成した後も、メンテナンスその他なんでもご相談ください。

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TOGODESIGNの住宅設計について

「住みやすい家」

魅力的な間取りはもちろん、暑さ寒さの影響が少ない室内環境をつくり、風通しが良く、実用性・耐久性に配慮した住みやすい家をめざしています。

「見えないデザイン」

心に作用する「見えない何か」を取り入れる事により、日々の暮らしを豊かにする住まいを提供したいと考えています。

「吟味した素材」

経年変化を楽しめる素材を選択し、劣化が顕著な素材はなるべく使用しないようにしています。

「美しい形」

美しい空間は細部の納まりまで美しいものです。端部や細部まで綿密にデザインを行います。
おしゃれな家、かっこいい家に繋がる拘りと理解していただければと思います。

「予算に合わせて設計」

ローコスト住宅と呼ばれる予算の少ない住宅から予算に余裕がある住宅まで、ご要望に合わせた最適な予算の振り分け方を検討しつつ設計を行います。

「高断熱・高気密」

1990年代から高断熱・高気密の住宅に取り組んでいますので、高断熱・高気密を正しく理解して設計に取り入れています。高断熱・高気密は間違った認識で取り入れられるケースがとても多いので注意が必要です。骨格となる考え方は、エアコンなどの機械式設備に頼るのではなく、できるだけ自然換気によって暮らせる住宅を目指しています。窓を開けると心地よい風が頬を撫でる、そんな住宅です。

「外断熱」

高い断熱性能を求めると外断熱が有利に働きます。こちらも1990年代から住宅に取り入れていますので豊富な経験があります。断熱材の種類や厚さなどの選択はこれまでの経験が大きく役立っています。

「省エネルギー」

断熱性能を上げることは省エネに直結します。近年では、建築基準法においても省エネ基準を満たさなければならない時代となりましたが、事務所開設時からその基準を満たすレベルの住宅を設計し続けています。

「蓄熱」

省エネや住環境を考えたときに蓄熱は重要なファクターとなります。各所の状況に応じて蓄熱させるかさせないかを検討しつつ設計を行なっています。

「防犯」

標準としては大袈裟な防犯ではなく、さりげない防犯を目指しています。ご要望があれば防犯のレベルを高めることも可能です。

「土間」

土間は内部と外部を繋ぐもの、住み手の行動領域を自然に広げてくれるものであります。日常生活においてはそれが暮らしを豊かにしてくれるものであると考えています。また、土間は寒いという認識をされる方が多いと思いますが実際には断熱をしっかり行なっていればそれほどでは無いと思います。

「平屋」

暮らしやすく、家のメンテナンスも行いやすい平屋をおすすめしたいです。基本的には二階建てと比べるとより広い敷地が必要になりますが、家を小さくして敷地は二階建てと同等という手段もあります。

「狭小住宅」

それが狭小住宅という選択です。小さい床面積でも設計を工夫すれば豊かに暮らせる家が完成します。広いばかりが豊かじゃないということを証明します。

「自然素材と無垢材」

できれば自然素材と無垢材を多く使った家をお勧めしたいです。人工の素材は新品時がピークでどんどん劣化していくのに対して、自然素材は新品時がピークではありません。時が経つことや手入れをすることにより味わいが増したりします。ついでに愛着も湧くので末長く大切にできると思います。また、ここで言う無垢材は木だけを指すものではなく、例えば鉄の塊も無垢です。

「ガレージハウス」

趣味に焦点をあてた住宅もお勧めです。日常の暮らしの喜びがより鮮明になり、毎日がきっと楽しくなります。例えば車が好きな方にはよく見るようなガレージハウスではなく、新しい発想でより車との暮らしを楽しめるガレージハウスをご提供できます。

「モダン・シンプル」

設計・デザインの発想は、基本的にモダンでシンプルです。装飾的でクラシックなものも好きですが歴史的背景や成り立ちなど様々なことを考慮すると、現代では厚みのあるデザインが難しく偽物感が出てしまいます。しかし、好き嫌いでデザインをしていないのでクラシックからモダンまで幅広く思考を巡らせています。

「小さな家」

長い長い設計の道のりの現在地は如何に小さな住宅を設計できるかです。住まいに必要なものは何か、必要の無いものは何か、私たちは無駄なものを沢山欲しがってはいないか。時代は再び質素な方向へ向かうのではないだろうか、と、考えています。

「小屋」

小さな家、いや、小屋と呼びたくなるようなサイズの家。そこに住む人数によっては10坪でも可能だ。それでも豊かさは失わない、寧ろ豊かさが増すと思う。独り言です。


事務所概要

[ 名称  ]  TOGODESIGN
[ 所在地 ]  愛知県名古屋市中区大須3丁目1番44号 arne44 2F
[ 代表者 ]  東郷高憲
[ 設立  ]  2002年10月
[ 電話  ]  052-212-7550
[ FAX ]  052-212-7552


建築家、東郷のプロフィール画像(TOGODESIGN代表)

東郷高憲 / トウゴウタカノリ
建築家・デザイナー
愛知建築士会会員
MESH環境提案協会ー中部会員

1971 : 愛知県名古屋市生まれ
1994 : 私立愛知学院大学卒業
1996 : 東京デザイナー学院名古屋校建築学科卒業
1996 - 2002 : 一級建築士事務所株式会社有理社
2002 - 2018 : 名古屋デザイナー学院非常勤講師
2002 - 現在 : TOGODESIGN代表



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